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ささやかな刺繍生活

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カテゴリ:フランス関係( 21 )

フランス語について

すっかり忘れていたけれど昨日は、パリ祭(革命記念日)だったのですね。

前述の「ガタカ」同様、録画消去前に「フランス語講座」を8話まとめて見ました。

といっても刺繍しながらですので、耳だけで画面をほぼ見ていないのですが…。

常盤貴子さんのフランス語は、正直(うーん。)といった感じです。

発音は、指導されたとおりにきちんとしているのですが…。

比べて申し訳ないのですが、以前の知花くららさんのが良すぎて…。

知花さんは9ヶ月間パリ留学されたようですが、努力されご自分の言葉でしゃべっているのが伝わってくるのです。

でも、常盤さんは、私にとっては1番と言ってよい位好きだった女優さん。

(ドラマも「私の運命」くらいから見始めて、「愛しているといってくれ」は同性から見てもかわいかった印象があります。)

私の刺繍の先生も同じような感想でした。
先生はご自身が講師を務めている、ヴォーグ学園札幌校のフランス語クラスを1年前から受けていらっしゃいます。

先生はこの間、仏検5級を受けてほぼ満点に近い出来だったそうです。

自分の話で恐縮ですが、私は大学1年生の時に3級を受けましたが、とても簡単に感じました。

そして、2級を3・4年時に受けましたが、非常に難しく感じ落ちました。

両級に隔たる壁が厚すぎます。

準2級が10年ちょっと前に新設され、その年に2級と併願しましたがやはり簡単でした。

仏検2級は、「仏語を第1外国語とする大学4年生終了程度」とされています。

英検2級は、「高校卒業程度」だったと思います。

おそらく、英語は中学から6年間は勉強するのに対し、仏語は大学1年からやり始める事を前提としているので、こういった規定だったのだと思います。
(今はわかりません。)

しかし、英語と違って単語1つとっても、わからなければ想像がつきにくい…という点においては難しいと思います。

ただ、発音は英語のように例外が全くないので、読むなら仏語の方が易しいと思います。

(大学を卒業していて2級を取れないのは、ちょっと情けない…)とずっと感じていて、
結婚して働きながら32歳の時に、また勉強を再開しました。

カルチャースクールは、雰囲気を味わうとか楽しむならいいのですが、学力向上には意味がないとわかったので、自分で参考書とCDを用意しやりました。

なんとか合格出来て良かったです。

2次面接は、簡単な質問に答えた後フリートークですが、CDをしつこく聞いていたので、当日はかつてないくらい発音がクリアに聞き取れました。

恐らく、日本人が聞きとりやすいように、丁寧なフランス語で話してくれたんだと思います。

面接は落とすためのものではなく、受からせる要素も強いので、合格率は1次試験よりずっと高いです。

なので、やはりペーパーテストが難関ですね。

準1級の2次は、示された2つのお題からどちらかを選び、それについて仏語で意見を述べた後、質疑応答をこなすようです。

これは、すぐに出来る事ではなく、普段から時事問題をしっかり頭に入れる習慣をつけ、
まず頭の中で自分の意見を述べれるように訓練しなくては到底無理だなと、私は感じています。

ですので、挑戦する気も全くなくて、もう映画を楽しむ位でいいかなと思っています。

しかし、わからない単語は調べなければ一生わからないので、いくら仏語を聞いていても何も変わらないなと思っています。

やはり、出来るようになりたければ、書き取って調べて暗記する…をやらないと変わらない…。

今は、そこまでやる気がないのだけれど、一生は長いはずなので、またいつか勉強したいです。


朝のお散歩をしました。
いつものお花屋さん。ずっと行けていないけれど…。
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この3日間夫が、出張&社員旅行でいなかったので、スーパーにも行かずに引きこもっていたら、とうとう食材がなくなり朝コンビニに行きました…。

お陰で刺繍はまあ進みました。
また今日から、夕飯づくりを頑張ります。

by lapinmillemille | 2018-07-15 07:31 | フランス関係 | Comments(0)

ヌーベル・ヴァーグの代表作を観る事が出来ました。

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ようやく、ヌーベル・ヴァーグの代表作である、こちらの作品を観る事が出来ました。
邦題「大人は判ってくれない」です。

昔の仏映画をほとんど知らない私ですら、聞いた事があったタイトルでしたので、皆さんもご存じかもしれません。

実は、フランソワ・トリュフォー監督の作品は、子供たちが主役の「思春期」を既に持っています。

小学高学年生同士の、「小さな恋の物語」みたいな感じです。

色々な境遇の生徒が出てきて、社会の格差のようなものを感じて、辛い部分もあるのですが、
最後は、主人公がカップルになってめでたしめでたし…。みたいな終わり方だった記憶があります。

こちらは、パッケージの男性が青年だと思っていたので、大人の話かと思っていたのですが、
写真は主役の少年で、子供の視点から世界を描いたものでしたので、嬉しくなりました。

私が持っているのは、ほとんど子供が出てくる作品ばかりですので…。

でも、冷静にタイトルを考えれば分かりそうなものですよね…。

原題は、「LES QUATRE CENTS COUPS」(400の殴打)です。

邦題は(うまい事付けたなあ)とは思いますが、原題を知ると少年の胸のうちがよりわかる気がします。

COUPS(クプ)は、「(精神的な)ショック」と言う意味もあるようですから…。

家庭にも恵まれず学校でも理解されずに、いたずらをエスカレートさせて、
最後は、少年鑑別所送り(と言っても日本のそれとはイメージが違います。保護施設に近いです。)になる、主人公の話です。

最初の印象としては、この少年はひねくれてもいないし、むしろ親のいう事を聞いて手伝いもするような素直な子だし、
別段悪いことをしている印象はありませんでした。

最初は、理解があって優しく接してくれていた父親も、次第に妻や学校のいう事を信じるようになって、激しく彼を叱り、非難するようになります。

昔はそうだったのでしょうが、先生は逆らってはいけない絶対的存在で、
子供達を上から押さえつけるだけの、ヒステリック極まりない教師が登場します。

たまたま、いたずらの順番が彼にまわってきたところを発見されてから、目の敵のように、不当な扱いを先生から受けるようになります。

それでも、母がかばったりしてくれたらいいのですが、
母親は、浮気をしていて息子を邪魔者扱い、常に怒っていて、
「叱られるのも、成績が悪いのも当然ね。」と言ったりします。

これじゃあ、大人を信用できず、ましてや心を開くなんてできっこありません。

唯一の友人に協力してもらい、家出を繰り返すうちに、
会社のタイプライターを盗んで換金しようとして、警察に捕まります。

父親によって、鑑別所に送られ、のちに母が面会に来ます。

「好きなようにしなさい。私たちはもうお前を引き取らないことにしたから。」と言います。

私は驚きを隠せませんでした。

いくら、自由奔放にやっていた母親でも、一度は家族仲良くしようと3人で映画館に行ったりしたシーンもあったからです。

その時の嬉しそうな、少年の笑顔が忘れられません。

本当は、こういう風に過ごしたいに決まっているのです。

しかし、どこかで運命の歯車が狂い、なぜか最後はこのような状況に…。

少年は、希望を持てずに鑑別所を脱走します。

長い長い走りのシーン。

突如目の前に海が開けてきます。

それに戸惑い振り向く主人公…。

顔がアップになって、「FIN(終わり)」の文字が…。

いきなり「ぶつ」って切れたような終わり方で、面くらいましたが、
少年の不安、動揺、恐れなどが、一気に観客に覆いかぶさってきた様な感じがしました。

この後の少年の人生は、どうなっていくのか…、そればかりが気になりました。

他の方のレビューを読んだら、この作品は、監督の自叙伝的作品なんだそう。

それでも、監督は幼い頃からの唯一の趣味である映画で、成功したのだから、苦労しながらもこの少年の未来は明るくなったと思いたいです。

本当にこの監督の、子供への理解と言うか眼差しはあたたかく、少年そのままの自然な演技を引き出すのが上手だなと感じました。

ぜひ、一度ご覧になってみて下さい。

by lapinmillemille | 2018-03-06 06:19 | フランス関係 | Comments(0)

フランス映画史 後半

さて、前回の続きで「ヌーベル・ヴァーグ」以降のお話をしたいと思います。

あと、3つですから、皆さんご辛抱くださいませ~。

⑧「ヌーベル・ヴァーグ」の後継「ポスト・ヌーベル・ヴァーグ」1970年代
⑨スタイリッシュでエンターティメント性が高いBBC時代 1980年代
⑩「アメリ」のヒットで活躍し始めた新世代の監督たち 2000年代



⑧「ヌーベル・ヴァーグ」の後継「ポスト・ヌーベル・ヴァーグ」1970年代

「ヌーベル・ヴァーグ」の影響も引き継ぎながら、より現代性に富む作品を輩出する新しい監督の登場です。

70年代を代表する作品が、ジャン・ユスターシュ監督「ママと娼婦」 1973年 です。

ゴダールが彼の才能を評価し、あらゆる面でサポートをするようになります。

他にも、

モーリス・ピアラ「裸の少年期」 1969年 

こちらはフランソワ・トリュフォーが製作を担当しています。

フィリップ・ガレル「内なる傷痕」 1971年

この監督もゴダールの影響を受けています。

「ポスト・ヌーベル・ヴァーグの申し子」と呼ばれているそうです。

カメラワークもストーリーもミニマムに切り取られ、「愛と絶望」をテーマにした作品を数多く残しています。

ここで、日本でも主人公の子役に注目が集まった「ポネット」 1996年 の監督ジャック・ドワイヨンが登場します。
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トリュフォー監督もこの監督のデビュー作「頭の中の指」 1974年 を絶賛しています。

きめ細やかな感受性で、独自の人間ドラマを作り出しています。(ネットより抜粋)


⑨スタイリッシュでエンターティメント性が高いBBC時代 1980年代

そして時代はBBCと呼ばれる時代へ。

スタイリッシュな映像やエンターティメント性の高い作品を作りだす、鬼才が頭角をあらわしてきました。(ネットより抜粋)

BBCとは、
ジャン・ジャック・ベックス
リュック・ベッソン
レオス・カラックス

の3人の頭文字です。

「ディーバ」 1981年 や「ベティ・ブルー」 1986年 がヒットとなった、ジャン・ジャック・ベックス

「グラン・ブルー」 1988年 「ニキータ」1990年 「レオン」 1994年 のリュック・ベッソン

「ボーイ・ミーツ・ガール」 1984年 「ポンヌフの恋人」 1991年 のレオス・カラックス

と、タイトルもなじみのあるものが登場してきます。

そして、ご想像通り、迫力あるアクションシーンも含めアメリカ映画に影響を受けている作品も出てきます。

この辺りから、本格的にハリウッド進出する監督が何人も出現するのです。

⑩「アメリ」のヒットで活躍し始めた新世代の監督たち 2000年代

「アメリ」で有名なジャン・ピエール・ジュネ監督は、そのだいぶ前に「デリカテッセン」 1991年 という作品を手掛けています。

あの「エイリアン4」 1997年 の監督も任されているのは、意外に思います。

しかし、アメリカ的かつコミック的で近未来の冒険劇よりも、ちょっとこじゃれた日常生活を上手くまとめた作品の方が、
自分には心地よいと気が付き、フランスに戻ってある映画を撮影します。

それが、本国でも爆発的な人気を博した、あの「アメリ」 2001年 なのです。

他にも、「8人の女たち」 2002年 が有名な、フランソワ・オゾン監督もこの時代に挙げられます。

今や大女優となった、カトリーヌ・ドヌーブ、大きな瞳が美しいエマニュエル・べアール、そして
私が好きな、イザベル・ユペールも出演しています。

まるでミュージカルのような作品ですが、心理描写もかなり鋭いです。

もとは、1961年に戯曲として初演された作品のようです。

この他に、よりサスペンス色が強い「スイミングプール」 2002年 を購入してあるのですが、まだ鑑賞出来ていません。

他にも代表作として、次のような映画が挙げられます。

マチュー・カソヴィッツ監督 「スパニッシュアパートメント」 2004年

「アメリ」のオドレイ・トトゥと、「タイピスト」のロマン・デュリスが出演しています。

女性監督アニエス・ジャウイ「ムッシューカステラの恋」 2002年

「ムッシューカステラの恋」は、確か原題が「le gout de les autres」だと記憶しています。
つまり、「他人の好み」です。

このように、BBC以降は、様々な個性的なフランス映画が作られていきます。

ハリウッド映画と異なるのは、商業主義になり過ぎないところでしょうか。

目立たないけれど、忘れられない何らかの感情を私たちに残してくれます。

それが、フランス映画の魅力だと私は思います。

by lapinmillemille | 2018-01-21 06:31 | フランス関係 | Comments(4)

フランス映画史・前半

さて、仏映画史を年代を追ってまとめてみました。

中条省平さんの「フランス映画史の誘惑」とネットのサイト「フランス映画 et cetera」を参考に、省略しながらも、自分なりにまとめてみたものです。

本は内容が濃すぎるし、ネットでは単語の説明がされていなくて、私のように知らない人にとっては少々わかりにくいと感じたからです。

大きく分けて10の時代に区分してみました。

①リュミエール兄弟による映画の誕生  1895年

②奇術師メリエスによるトリック映画・SF映画の誕生  1896年

③フィルム・ダール(film d'art 芸術映画)の登場  1908年

④4大巨匠の黄金時代「詩的リアリスム」の台頭 トーキー(有声)映画の登場  1930年~

⑤ナチス占領下で生まれた名作 1943~45年

⑥フィルム・ノワール(film noir 暗黒映画)と呼ばれた時代 1950~60年

⑦映画革命時代とも称される「ヌーベル・ヴァーグ」 1960年代

⑧「ヌーベル・ヴァーグ」の後継「ポスト・ヌーベル・ヴァーグ」1970年代

⑨スタイリッシュでエンターティメント性が高いBBC時代 1980年代

⑩「アメリ」のヒットで活躍し始めた新世代の監督たち 2000年代


①リュミエール兄弟による映画の誕生  1895年

映画はリュミエール兄弟が作りました。

それまでは、エジソンが発明した覗き式の機械はありましたが、撮影したものをスクリーンに映し出したのは、こちらが世界初です。

父親が経営する写真関連工場の日常風景を撮影した、1分ほどの映画10本の上映会が、パリで初めて行われました。

②奇術師メリエスによるトリック映画・SF映画の誕生  1896年

リュミエール兄弟の映画にすっかり魅せられた、ジョルジュ・メリエスは、自分でも映画を製作し始めます。

自身の経験から、トリックを駆使した映画の製作に成功したメリエスは、映画プロダクションを設立します。

1902年に集大成とも言える「月世界旅行」を完成させます。

原作は、SF・ファンタジーの父である、あのジュール・ヴェルヌ。

(「海底二万マイル」が有名で、ディズニーシーにもアトラクションがありますね。)

③フィルム・ダール(film d'art 芸術映画)の登場  1908年

「フィルム・ダール」社が製作した歴史劇「ギーズ公の暗殺」はフランス映画界の一大転機となった作品です。

宗教戦争を題材にした10分ほどの映画なのですが、それまでの奇妙で見世物的な映画そのものを芸術性の高いものへと、一気に昇格させた作品と言えます。
また映画に初めて「演技」を持ち込み、俳優中心の映画作りをした作品です。

ここから、文学性や演劇性を芸術の本質だと考えるようになりました。

しかし、のちのヌーベル・ヴァーグ時代の監督から「偽りの芸術性」と散々非難されることとなるのですが…。
 

この辺りの時代に影響を及ぼした、作品や人物の紹介を入れておきます。


A. マックス・ランデー 1905~1914年

大人気の喜劇俳優で、のちのチャップリンに影響を与えたと言われています。

B. ルイ・フイヤード監督「怪盗 ファントマ」シリーズのヒット 1906~1925年

彼はリュミエール兄弟・メリエスに次ぐ、仏映画草創期の「第三の男」というべき偉大な監督です。(本より抜粋)

犯罪・探偵映画の基礎を作ったとも言われています。

C. サイレント(無声)映画時代の象徴作品 

アベル・ガンス「鉄路の白薔薇」。 1922年
  
カットバック・フラッシュバックなどの技法を多用し、印象づけました。

こちらは、フランス印象派と呼ばれる流派に属しているようです。

D. アバンギャルド(avant-garde 前衛)映画のブーム

もともとは軍隊用語で、avant は「前に」で、gardeは英語で「ガード」の事だと思いますが、守る、番人などの他に「衛兵」の意味もあるようで、先頭に立つ人を指すようです。

芸術においては、革新的・実験的な試みをする事のようで、反対語は「保守的」?

既成の商業主義映画のストーリー性やリアリズムを排除し、純粋に映像の持つ芸術的要素の追及をする精神。(サイトより抜粋)

ルイス・ブニュエル&画家のサルバトール・ダリが監督の「アンダルシアの犬」が有名。


④4大巨匠の黄金時代「詩的リアリスム」の台頭 トーキー(有声)映画の登場  1930年~

トーキー映画は、1927年「ジャズ・シンガー」というアメリカ映画が先ですが、フランスでは、ルネ・クレール監督「巴里の屋根の下」が最初となっています。

4大巨匠ですが、以下の4人をさしています。

①ルネ・クレール「巴里の下の屋根」
②ジャック・フェデール 「外人部隊」
③ジュリアン・デュヴィヴィエ 「我等の仲間」
④ジャン・ルノワール(印象派画家ルノワールの次男) 「大いなる幻影」1937年
  
なお、ルノワールは、1939年「ゲームの規則」で頂点を極め、ここで黄金時代は終わりを告げます。

この黄金時代の根底に流れるのは、「詩的レアリスム(写実主義)」です。

フランスの演劇的伝統に通じるシナリオ重視の映画が作られています。

1920年代の「フランス印象派」との決定的な違いは、映画が言葉を持ったことで、脚本と台詞の重要性が確認されたという点です。

⑤ナチス占領下で生まれた名作 1943~45年

4大巨匠は皆国外へ逃れますが、マルセル・カルネだけは比較的ナチの監視が届きにくい南フランスにわたって、映画を撮り続けました。

そして、3年かかって仕上げたのが、フランス史上最高の傑作と評された「天井桟敷の人々」です。
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↑原題は「Les Enfants du Paradis」
Enfants は子供(市民の意味もある)で、パラディは英語でパラダイスの事ですが、ここでは劇場用語で、最上階にある天井に近い観客席の事です。

内容は…、いつか鑑賞したらご紹介します。


他にもこの時代には、

クリスチャン・ジャック「幻想交響曲」 1942年、
ジャン・ドラノワ「悲恋」 1943年、
ジャン・グレミヨン「曳船」 1941年
アンリ・ジョルジュ・クルーゾー「犯人は21番に住む」1942年
ジャック・ベッケル「最後の切り札」1942年

などがあげられます。

⑥フィルム・ノワール(film noir 暗黒映画)と呼ばれた時代 1950~60年

戦後、盛んにつくられたフイルム・ノワールは、犯罪映画の事をさします。

アメリカ映画の影響を受けています。

アメリカのフィルム・ノワールが、「ファム・ファタル(非情な女)」をメインにしているのに対し、フランスのそれは、男性を主役にしています。

ブームの火付け役は、ジャック・ベッケル(ルノワールの弟子のような存在でした。)の「現金に手を出すな」 1954年、「穴」1960年です。

この「穴」の後、ベッケルは亡くなってしまいますし、時代は既にヌーベル・ヴァーグ時代に突入していました。

先述の、ゴダールの「勝手にしやがれ」やトリュフォーの「大人は判ってくれない」の公開真っただ中だったのです。

しかし、戦前から映画を撮り続けていたベッケルは、「ヌーベル・ヴァーグ」の衝撃にも負けない鮮烈な表現者でした。

続いてフィルム・ノワールの美学を完成させたのは、ジャン・ピエール・メルヴィルでした。

「いぬ」 1962年 「サムライ」 1967年 「仁義」 1970年 などが代表作です。

この後、前記事の「ヌーベル・ヴァーグ」時代に入りますが、今回はここまでにします。

読んだ後まとめてパソコンに打ち込むだけで、丸1日かかってしまいました。

1度読んだだけでは、頭に入ってこなくてまとめる事ができません。

しかし、3回目くらいになるとなんとなく自分の中で、内容がつながってきます。

ちょっと不本意なくらいに時間をとられてしまいましたが、
これが、学ぶことの楽しさだと思うので充実した時間でした。

by lapinmillemille | 2018-01-12 07:04 | フランス関係 | Comments(0)

フランス映画の歴史を読み解く

函館記録はちょっと置いておいて、フランス映画の歴史について書いていけたらと思います。

この冬休み中に(1/21まで)買っておいた本やDVDに、目を通せたらいいなと思っていました。

私はフランス語を聞きたいがために、フランス映画を見続けているのですが、

実はその歴史をよくわかっていませんでした。

blogに感想を載せているだけでも、50本近くあると思いますが、
それ以前に観たものについては忘れてしまっていて書いていませんので、実際の所見たのは80本~くらいかなと思います。

一世を風靡した「アメリ」からフランス映画のファンになりましたけれど、それまでは音楽については必死にフランス語のを探していましたが、映画にはあまり興味がありませんでした。

なので、「アメリ」以降の今時の映画は見ている方だとは思いますが、それ以前のはほとんど知りません。

皆さんが割とご存じな所で少しだけ昔の、パトリス・ルコント監督の「仕立て屋の恋」「髪結いの亭主」は、
いかにもフランス映画的な香りがしたので、借りて見ておりました。

もっと古いところで言うと、ジャック・ドゥミ監督「シェルブールの雨傘」、ジャン・コクトー監督「美女と野獣」は、大学のライブラリーで見たりしていました。

しかし一番有名だと思われる(なぜか私の中では)、ジャン・リュック・ゴダール監督「勝手にしやがれ」とフランソワ・トリュフォー監督「大人は判ってくれない」は見た事がなかったのです。

こちらは、「ヌーベル・ヴァーグ」(新しい波)と呼ばれる映画時代の象徴的な作品です。

映画はフランスのリュミエール兄弟(リヨンに博物館があって昔行った事があります。)から始まり、色々な監督・手法・時代があり、一応年代別に区分されています。

それらをひととおり知っておきたいなと思い、こちらの本を購入しました。
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レビューでは、「アメリ」までの仏映画の歴史が分かりやすく読みやすく説明されている、と書かれていましたが、私にとっては結構難しい内容です。

著者の映画に対する想いのたけが、つまり過ぎているというか…。

せめて、タイトルだけでも見た事がある映画が出てこないと、読み進めるのはキツイです。

何せ人物の名前が長く、かつ当たり前ですが全てカタカナで、ジャンだかジャックだか同じような響きが多すぎて…。

そこで、ネットで調べてみたら、年代別に簡潔にまとめられているものがあるではないですか!

これでは本は売れない時代になりますよね~。
ちょこっと知識を得たいならこれで十分です。

しかし、せっかく買いましたので、何とかこの内容を紐解きたいと思い、
ネットの資料を印刷し本と照らし合わせて、皆さんに説明できるようにしたいと考えております。

分かりやすく、時代別に…。
しかしまだ終わっていません…。

しばらくお待ちくださいませ…。

でもこの作者の序章部分を読んで、すぐに親しみを感じた事がありました。

何故かと言うと、私にはずっと前から見たい見たいと思っていた作品があったのです。

「シベールの日曜日」(1962年)です。

作者が小学生の時に初めて見た映画が、この作品だったのだそうです。父親に連れられて…。

この作品で描かれているのは、年の離れた青年と少女の心の交流です。お互い孤独な気持ちを抱えた…。

もちろんモノクロなんですが、それがかえって逢瀬の舞台である、湖畔の美しさを醸し出しているらしいのです。

常にフランス映画を探していた私なので、何かで見つけて(これは自分好みだな)と確信していたのです。

しかし、DVDは廃番の為プレミア価格で、とても手が出ない程でした。

もちろんレンタル屋さんにもありません。

今はようやく1万円をきりましたので、ポイントをコツコツ貯め終わったら手に入れたいなと思っています。

そして、この方の「このささやかなフランス映画史が読者のかたがたにとって映画を見つづけていくための助力になれば、
これ以上うれしいことはありません。」という締めくくりも気に入りましたので、丁寧に読み進めて行きたいと思っています。

※昨日から、息子のスキースクールが始まったので、バス停まで送った後スタバで3時間読んでまとめたりしました。
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 そして、夕飯の買い物をした後、録画してあった栗山監督のドキュメンタリーを見ていたら、あっという間に息子の帰宅時間になってしまいました。
 
 慌てて家事に取り掛かり、あれもこれもとやっていて思わず、「お母さんはもう疲れたわ~」とつぶやいたら、「じゃあ、ご褒美を用意するよ。」と息子が言います。

 「コースターを貸して」と言うので、お客様用のお手製の物を渡したら、その上にリンゴジュースを用意してくれました。
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 ついでに、最近読んでいたこの本もそばに置いてくれました。

 「わー、あなたが用意してくれたジュース美味しい!それに楽だわー極楽極楽。」と言いつつも、途中で眠くなってしまい目をつぶっていたら、肩をもんでくれました。

なんだかじーんときました。子供って優しいんだなあ…。

(私子供の頃、こんなに母に優しくした事あったかしら)とかしばらく回想してしまいました。

by lapinmillemille | 2018-01-09 06:45 | フランス関係 | Comments(0)

プチ・ニコラ

フランスの児童用の読み物です。

欲しいと思っていたら、古本屋さんで見つけました。 
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何故かと言うと、仏語の学習のために原書と朗読CDを購入してあったからです。

にも関わらず、調べる単語が多くて進まず、ずっと放置してありました。

原作を読めば、理解するのも格段に早くなりそうです。
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そもそも以前、息子が幼稚園に行ってる間に、ワーホリに来ていたフランス人にプライベートレッスンをしてもらっていたのですが、

(登録料を払って個人契約するサイトを利用すると、語学学校のプライベートレッスンよりずっと安価です。)

私が子供が出てくる映画が好きで、おすすめを聞いたら、この作品を教えてくれたのでした。
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映画は、原作の短編とは違い、オリジナルのストーリーになっています。
とってもかわいくて、楽しい内容です。

来日している外国人を見てて感心するのは、安易に余計なお金を使わないところです。

語学も、ネットで好きなアニメを繰り返し見て、習得する人が多い気がします。

私もそうしたくて、ジブリアニメをフランス語音声で見たりしてましたが、挫折しました。

必死さが足りないんですよね…。

他のおすすめ作品は日本では見つからなくて、自力で良さそうなものをいくつか探して買いましたので、また映画感想などもかけたらと思っています。

北海道きてから、映画とかDVDとか見てなくて、唯一みたのは、ポケモンと妖怪ウォッチですもの…。


by lapinmillemille | 2017-04-09 07:28 | フランス関係 | Comments(0)

テーブルクロス

久しぶりに、録画した「フランス語講座」を見ていたら、
フランス人の家庭では、食事時必ずテーブルクロスをかけるそうで、裸のテーブルは見たことないと、語られているのを聞きました。

食事や雰囲気に合ったテーブルクロスを選ぶのも楽しみの1つだそうです。

以前は、人を招いたらかけたり、今でも1人でお昼を食べる時は、ランチョンマットを敷いたりしていますが、子どもがいる今は、毎回なんて絶対無理!

でも、少しでもその精神を見習いたくて、昔に集めた、クロスを引っ張り出してきました。

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フランスで買った生地を縫ったものや、ハンガリーのヴィンテージもの、ニームで買ったものなどなど。

どれも、2人テーブル用なので、今の家族で使うには難しいのですが…。

今の気分で考えるとお気に入りはこれ。
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静岡・藤枝市の「ことり」さんで見つけた北欧のヴィンテージもの。

クロスステッチがはいっています。

白なので汚すのを恐れて、今までほとんど使った事がなかったけれど、これからは使ってみよう~。

by lapinmillemille | 2013-02-11 11:08 | フランス関係 | Comments(0)

les tarots(タロットゲーム)

フランスのゲーム、今回はフレンチタロット。

タロットというと、カードの意味を解釈して、状況を分析したり運命を占うというものだと思っていましたが、
今回教えてもらったのは、勝ち負けを競うカードゲームです。

マークや数にそってカードを出していき、一番つよいカードを出した人が獲得でき、最後にカードの合計点を競いあうといった感じです。

細かい駆け引きがなかなか何度もやってみないとわかりませんでした。

4人でプレイするのですが、親とそれ以外の3人がチームになって争うのがなかなか面白かったです。
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↑やりながら、ちょっぴりフランス語も覚えられちゃいます。
 スペードはpique、ハートは coeur 、ダイヤはcarreau、クローバーはtrèfle。
 ちなみにキングはRoi ,クイーンはDameです。

by lapinmillemille | 2009-06-01 21:00 | フランス関係 | Comments(0)

jeux de france(フランスのゲーム)

前回のフランス語サロンでは、また別のゲームをやりました。

タイトルは忘れちゃったのですが、フランスの人生ゲームなるもの…。

途中カードを引きながら、色々なハプニングがあったり、お金を稼いで自動車を買って、スピードアップしたり。

今回は、ワインの名所を巡るルート。

ボルドーやブルゴーニュしか知らなかった私にとっては、とても勉強になりました。

他にもいろんなコースがあるみたい。

さて勝負はというと、初めに破産のカードを引いたせいで、一文無しになり借金までして、またもやビリでした。
とほほ…。
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↑フランスの地図が頭にたたきこまれそうで、とてもいいゲームだなと思いました。今
 回は皆さんの好意に甘えて、子供を連れて参加したので、ほとんどよく見てないのだけれど☆
 もう大人しく座っていないからいつまで参加できるかしら…

by lapinmillemille | 2009-05-02 06:15 | フランス関係 | Comments(0)

jeux de france(フランスのゲーム)

先月、エクラタン主催のフランス語サロンに参加してみました。

とは言っても、全て日本語で(先生もペラペラ)、フランスのゲームをやるといったものでした。

前日慌てて自己紹介を考えていったので、ちょっと拍子抜けでしたが、これくらいの気楽さの方がいいかも。

フランス人なら子供を含め、誰もが知っている「mille borne」(ミル・ボルヌ)を教えてもらいました。

borneは本来「限度」ですが、話言葉でキロメートルという意味があり、milleは1000なので、千㎞に1番に到達すれば勝ちという、カードゲームです。

…結果は見事に、びりでしたけれど☆
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↑基本的にキロ数のカードと、他人を攻撃できるカード、防御できるカードなどがあります。
 フランス語の勉強にも…。

by lapinmillemille | 2009-03-24 18:44 | フランス関係 | Comments(0)